国会事故調
2012年7月5日、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会から、調査報告が発表された。

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詳しくはこちら

http://www.naiic.jp/blog/2012/07/05/reportdl/

とてつもなく重いページで、まともに報告書を見るのに3日かかった。

PC素人の僕は、ダウンロードはこちらをクリックせずに、全文を読み取ろうとした。
ダイジェスト版の3ページ目まで開くとあとはまったくパソコン(Vista)が機能しなくなる。
「7」でないと読み取れない文書かと思った。
カーソルは固まって動かなくなり、ときにはカーソル自体が消えた。
強制終了しようと思って、Ctrl+Alt+Deleteを押しても、タスクマネージャーが立ち上がらず、パソコンが壊れるかと思った。
3日目に、試しにダウンロードを試みた。するととたんにサクサク。。。

ダイジェスト版のみだが、プリントアウトしてマーカーで線を引きながら全文を読んだ。

構成は次の通り。全12枚。

1枚目  表紙(最初の画像)
2枚目  はじめに 黒川清委員長の冒頭の文章

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3~4枚目  提言1~7
5枚目以降 結論の要旨・委員会について・裏表紙

ダイジェスト版ではあるが、読み応えがあった。とても本編など読む気になれなかった。

ダイジェスト版、すべてを通して、「はじめに」の画像の、右側の赤枠の内容に尽きると思った。

この事故が「人災」であることは明らかで、歴代および当時の政府、規制当局、そして事業者である東京電力による、人々の命と社会を守るという責任感の欠如があった。

予期した通りの内容であった。
国会議員自身の使命・反省・懺悔はまったく見られなかった。
そもそも原発をつくったこと自体が過ちであったことに触れていない。

常々、僕は思っている。事故以前から原発廃絶を訴えていた人たちを除いたら、僕を含めて日本国民のおそらくほとんどすべてが事故の被害者であると同時に加害者であると。。。

おそらく9割以上の国民にこのことがあてはまるだろう。
加害者である認識を持つ人がその中にどれだけいるのか?
Twitterを見ても、Face Bookを見ても、この認識を持つ人はほとんど見られない気がする。

僕は同じ原発反対でも、こういう方々とは一線を画すことにしている。

理由のいかんにかかわらず、原発は即廃絶しかない。これが福島県民と、全国原発立地自治体で不安を感じている人々を支える唯一の救いだと考える。

事故調は、「はじめに」の中で、左アンダーラインの中で、『ほぼ50年にわたる一党支配と・・・』と述べている。
僕が追求したいのはこの部分である。あとにも先にも、これにかかわる内容の文章はひとつもない。

極めて軽く、柔らかい筆先で、核心にそっと触れただけであとは逃げおおしている。
国会議員自身の責任を追及することなく、すべてを政府・規制当局・東京電力の責任としている。

国民も国会議員もこんな意識だから、原発はなくならない。

福島県民の思いは国民にも国会議員にも伝わらない。

おりしも、今日の国会中継は参議院予算委員会の中で、自民党の議員が叫んでいる。参考人として呼ばれた浪江町の町議会議長を尻馬に乗せて、政府の無責任ぶりを追及している。
町議会議長の困惑した表情も見えた気がする。

「何をかいわんや」自民党の君たちには原発政策を批判する資格はない。

Wikipedia「日本の原子力発電所」の中の、(歴史)にはこう記述されている。

【日本における原子力発電は、1954年(昭和29年)3月に当時改進党に所属していた中曽根康弘、稲葉修、齋藤憲三、川崎秀二により原子力研究開発予算が国会に提出されたことがその起点とされている。この時の予算2億3500万円は、ウラン235にちなんだものであった[2]。

1955年(昭和30年)12月19日に原子力基本法が成立し、原子力利用の大綱が定められた。この時に定められた方針が「民主・自主・公開」の「原子力三原則」であった[3]。そして基本法成立を受けて1956年(昭和31年)1月1日に原子力委員会が設置された[4]。初代の委員長は読売新聞社社主でもあった正力松太郎である[5]。正力は翌1957年(昭和32年)4月29日に原子力平和利用懇談会を立ち上げ、さらに同年5月19日に発足した科学技術庁の初代長官となり、原子力の日本への導入に大きな影響力を発揮した。このことから正力は、日本の「原子力の父」とも呼ばれている。この時原子力委員であった日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹氏は、抗議のため委員を辞任した[6]。】



原爆の父「オッペンハイマー」も晩年は、自らを死神にたとえ、失意の中で晩年を過ごした。


中曽根康弘(存命)も、正力松太郎(故人)も自民党若手有力議員になっていく。
原発に火を灯したのは国会議員・自民党議員そのものではないか!!

現国会議員がのうのうと生きている場合ではない。
自らの胸に手を当てずに、絶叫しても空虚である。

僕は自民党議員が自ら率先して議員辞職をして選挙の洗礼を受け直すべきと考える。それができたら見直してもよい。

そこまで自らの加害者意識が持てない人々によって、後世の日本人はほろんでいくしかなくなる・・・
国を滅ぼすのは、国民自身と、国民が選んだ政治家である。
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by to_sisyun | 2012-07-10 14:11

原発はかたくなに反対します。後世の人の命が最優先だから
by to_sisyun
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