わが子へのいじめ
原発反対がメインのブログだが・・・今回は緊急に取り上げたいいじめの問題。

大津市のいじめの事件以来が各地でいじめの報道が頻発している。
思った通りだ。
いじめはいつでも、どこにでもあるのだ。
おそらく、気づいていてもしっかり対応しなかった教育関係者、警察、発掘を怠っていたマスコミにも責任があるだろう。
NHK「時事公論」で事件がマスコミに取り上げられると、文科省などが通達を発し、しばらく沈静化し、知らず知らずのうちにまたいつの間にか増加し、また陰惨な事件が起こる。このくり返しだと述べていた。
言っていることはわかるがあくまでも事後分析である。
根底にあるべき、他人への心づかいをどう育てるかについては言及していない。

文科省に課せられた大きな課題である。
大津市の市長に、「文科省の助言を仰ぎたい」と言われた、平野文科省が「職員派遣」の発言でとどまっているのが間違えている。いじめの根源を解決するのが文科省の仕事である。
そこに言及すべきであったと考える。

大津市の事件では、昨年10月(2回)、12月(1回)計3回、親から被害届の受理を断った警察が、世間の批判を怖れて、異例の家宅捜査を開始したことによって、マスコミが群がったのに違いない。

学校も教育委員会も、警察もマスコミもすべて、子供の命を粗末にしているように思えてならない。


異例なことが行われなければ、学校も、教育委員会も、もみ消し、マスコミもすぐ忘れたことだろう。
その意味で、遅ればせながら警察が介入したことはよかったと考える。できるだけ大騒ぎして欲しいと願っている。
日本中のいじめを掘り起こすために。



日本を含むアジアの多くの国で、命が軽く扱われている。原発事故対応も同じである。



個人の命を大切にする国が先進国といわれる国だと思う。欧米を含め、先進国などほとんどない・・・気がする。



僕は昔、公立中学校の教員だった。
中途退職をしたが、それまでは、「生活指導・生徒指導」の担当をすることが多かった。
もう、30年も前だから、時代背景もずいぶん違っているのだろう。

いつもいじめには、いじめられた側に立って、子供たちに接してきたつもりだ。



その、僕の長男がいじめを受けていたことが偶然わかった。

長男が小学校5年生の時のことである。
息子はいじめられているようなことは僕にも母親にも一切言わなかった。

ある日、めったに一緒に入ることのないお風呂に息子と一緒に入った。
右肩から背中にかけて、網目模様の青あざがあることに気づいた。

直感的にいじめを受けていることが分かった。靴底で叩かれているに違いなかった。
口の重い、息子に、真相を話させた。
5~6人の同級生男子から、乱暴されていると言う。

僕は、息子に言い聞かせた。
明日、いじめが始まったら、「徹底的に歯向かえ。」「道具は使っちゃいけない。素手でやり返せ。」「教室中が大騒ぎになるまで逆らえ」と話した。
息子は翌日僕の言いつけを忠実に実行したようだった。体格はけして小さい子ではないが、運動はあまり得意でなくおとなしい性格で、バカにされていたのかもしれない。

大騒ぎになった教室に間もなく、女性の担任教師が訪れて事件を知ったことと思う。

担任教師自身の意思で、事件を知り、解決させるのが目的だった。

息子への入れ知恵は、一切、担任教師には伝えていない。
きっと担任は、自分の受け持ち学級にいじめの存在がある事実を初めて知り、今も自分の力で解決したと思っていることだろう。

僕自身が、公立学校教員でありながら、息子の担任教師を全く信用していなかったのだ。

親から、教師へ訴えれば、教師はいじめた側といじめられた側を対等に扱うように思ったからだ。
両者から言い分を聞いて、喧嘩両成敗で終わらせられたら、事件は解決せずにもっと深く陰湿になったと思うのである。

息子に対するいじめはそれ以降、息子に聞く限りではなくなったと聞いている。

この一件は特別な例なのだろうか?

僕はそうは思わない。
多くの学校で、いじめられる子が泣き寝入りをしていることと思う。
そんな子供たちに、死にたいほど辛いのなら・・・是非立ち向かってほしいと考える。

ひとつ事件が起こると、頻繁に同種の報道がされる。このあと、日本中のいじめを発掘してほしい。

世の大人たちに、これほど日本社会が歪んでいびつになっていることを、自分たち大人によって歪められてきた、日本社会に大人たち自身が正面から対峙せざるを得なくなるまでマスコミは根気よく報道を続けていただきたい。それは報道関係者の責務であると考える。少しでも、よい世の中を目指す意志があるなら。

学校関係者と、警察、親、PTAはいじめ根絶まで力を尽くしてもらいたい。
同時に、いじめの根底に横たわるものは何か、あぶりだして欲しい。

僕は大きな原因の1つが格差社会にあると考えている。

大人の社会に同じいじめの図式があるのだ。

スカルノ元大統領のデヴィ夫人がAmebaで一番人気のブログを立ち上げている。
その中で、大津市の事件を取り上げている。
言わんとすることの一部には疑問も残るが、大筋で意見は同じである。

http://ameblo.jp/dewisukarno/entrylist.html

2012年7月14日15:01の時点で、コメント総数「3,794」、今も増え続けている。
コメントの中には事件のあった学校の子供のコメントも含まれているらしい。
大人たちが大騒ぎして、辛い思いをしている子供も多いようだ。
「そっとしておいて欲しい」という発言もある。
辛いだろうが、全国にいるいじめの被害者を救うためには耐えて欲しい。

僕もコメントした。1544番目。探すのに一苦労した。
賛否両論であるが、中には誹謗中傷も多い。そういう連中はAmeba名を隠して投稿している輩が圧倒的に多い。卑怯な連中である。
 
そういう人たちによって、日本社会はさらに歪められている。

隠れてものが言える、ネット社会が、リアル社会を破壊しつつある。

そんな中にいじめが起こる。他人の痛みを知ろうとする心づかいを高めなければ解決しない。

自分がされたら嫌なことは、他人にもしてはいけないのだ。


自国が、差別条約を強制されたら、他国に強制してはいけなかったのだ。
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by to_sisyun | 2012-07-14 01:44

原発はかたくなに反対します。後世の人の命が最優先だから
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